山本太郎参院議員にナイフ、殺害予告

 東京・永田町の参議院議員会館に13日、ナイフが入った山本太郎参院議員(38)宛ての封筒が届いたことが警視庁への取材で分かった。

 殺害を予告する文面があり、警視庁は山本氏が天皇陛下に手紙を手渡したことに対する嫌がらせとみて、脅迫容疑で調べている。

 警視庁によると、ナイフは刃渡り約8センチの折りたたみ式。封筒の裏面には「日本民族独立解放戦線総裁」の肩書で差出人とみられる名前と「近日中に刺殺団を派遣します」との言葉が記されていた。封筒の中身はナイフだけだった。

 13日午前、不審な封筒が届いたことに議員会館の警備担当者が気付き、山本氏の事務所が警視庁に連絡した。事務所は「明らかな脅迫行為で大変残念だ」としている。

 山本氏は10月31日にあった秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡したことが問題となり、山崎正昭参院議長が8日、厳重注意と任期中の皇室行事への出席を禁止する処分を言い渡した。園遊会後、右翼団体などが議員会館周辺で抗議活動をしており、警視庁が警戒を強めていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス