Ｊリーグの名古屋グランパスエイトに入団が決まった駒澤大学のＧＫ・野村政孝選手（２２）が、歌手で俳優の野村将希（６１）の長男であることが２日、分かった。父・将希は芸能人スポーツ大会などで活躍する元祖肉体派芸能人。政孝選手は、父譲りの身体能力を生かしたプレーが持ち味で、世界でも通用する！と評価される素質に加え、芸能関係者も驚くほどのイケメン。父の良さをたっぷり受け継いだスター候補生だ。

　Ｊ１名古屋の期待の星は、体力勝負のテレビ番組の常連で、最近まで一回り以上年下のアスリートらと互角に戦ってきた芸能界きっての肉体派・野村将希の長男だった。

　政孝選手は、小学校からサッカーをはじめ、日本学園高校、駒澤大学と、サッカー名門校でＧＫとして技を磨いてきた。身長１８１センチの父を上回る、１８８センチの恵まれた体格を生かしたダイナミックなセービングが特徴。父譲りの驚異的な身体能力で、その素質は「十分世界で通用する」（サッカー関係者）と高い評価を受けている。大学４年のシーズン終了前に、Ｊリーグの数チームからオファーがあり、最終的に名古屋への入団を決めた。元日本代表ＧＫ・楢崎正剛選手の後釜として期待されている。

　身体能力だけでない。ルックスもかつてアイドル的な人気を誇ったイケメンの父譲り。今年５月に、父の所属事務所会長だった相澤秀禎氏の通夜に参列した際には、芸能関係者から「どこのタレントだ」「石原軍団の徳重聡に似ている」との声も上がったほどで、スター性も十分。

　父・将希は愛息のＪリーグ入りを「親としては大変光栄に思います。近くで支えてくださった関係者の皆様には大変感謝をしております」と喜び、「丈夫な息子を産んでくれた妻に『ありがとう』」と語っている。自身も現在、アームレスリングの世界大会出場を目指しトレーニング中で、息子に負けじと世界を目指す。