井上真央 3人目の朝ドラ&大河W主演

 2015年のNHK大河ドラマが「花燃ゆ」に決定し、女優の井上真央(26)が主演することが3日、都内の同局で発表された。井上は自身も「知らなかった」という、幕末の長州藩士・吉田松陰の妹・文を演じる。井上は2011年放送の連続テレビ小説「おひさま」でヒロインを熱演。朝ドラのヒロインが大河ドラマで主役を務めるのは、史上3人目の快挙となる。

 井上の役柄は、松陰の弟子で若くして自決する長州藩士・久坂玄瑞に嫁ぐ、杉家(松陰の実家)の四女・文(のち美和子)。歴史上、あまり知られていない“地味”な役どころだ。山口を舞台に来年8月から撮影に入る井上は「吉田松陰さんに妹がいることは知らなかった。皆さんが期待している偉人の役ではないので不安はあります」と率直に語りながらも「運命に翻弄(ほんろう)されながらも生きた、芯のある女性を演じられたら」と意欲を燃やした。

 “朝の顔”からの大河主演は「ひまわり」(96年)から「利家とまつ~加賀百万石物語~」(02年)の松嶋菜々子(40)、「純情きらり」(06年)から「篤姫」(08年)の宮崎あおい(28)に次いで3人目。井上は「朝ドラ以上に(撮影が)長い期間になる。体力勝負。主役として中心に立って頑張りたい」と、完走を誓った。

 制作統括の土屋勝裕氏は「『おひさま』で明るく元気な笑顔を届け、立派な女優になった。人気、実力ともに大河をやるのにふさわしい」と、起用理由を説明。「燃えるような恋をして命を燃やす姿を見てほしい」と、期待を寄せた。

 なお、井上は朝ドラに主演した11年に紅白歌合戦で紅組司会を務め勝利。15年の再登板について問われると「紅組で勝ったので燃え尽きた。正直、勝ち逃げしたい。(起用は)大人に任せたい」とかわしていた。

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