嵐・櫻井ソチへ!4大会連続の五輪取材
嵐の櫻井翔(31)が、来年2月の日本テレビ系ソチ五輪番組のスペシャルキャスターに就任することが6日、分かった。五輪キャスターを務めるのは08年の北京から夏冬通じて4大会連続4度目。フィギュアスケート女子の浅田真央(23)を注目選手に挙げた櫻井は、ロシア・ソチで開会式の取材やフィギュアスケート女子SPを中継する。
櫻井がソチ五輪行きを早々と決めた。過去3度の五輪取材を「世界の中心に2週間いるような感覚」と語る櫻井は「生でないと分からない熱気とか温度感もある。現場で見ることができる喜びは大きい」と現地からの中継に胸を高鳴らせている。
就任の決め手は櫻井の“取材力”だった。初めてキャスターを担当した08年の北京五輪。世界中の記者にもみくちゃにされながら、陸上100メートルなどで金メダルを獲得したウサイン・ボルト(27)にマイクを向け、体当たり取材した。
紀内良彦プロデューサーは「自らの足で取材する、その“ジャーナリスト魂”でロシアの地からリポートしていただきたい」と大きな期待を寄せている。
注目選手は浅田真央だ。GPファイナルのSPで首位に立っている浅田とは10年のバンクーバー五輪前から取材を始め、今年4月には対談も行った。櫻井は「前大会から取材させていただいているということは財産。表情とかソチ五輪にかける思いなども伝えていければ」と“真央の素顔”に迫っていく。
櫻井は2回に分けてソチに滞在する予定。前半は開会式とモーグル女子の上村愛子(33)らを取材予定。後半はフィギュアスケート女子SPを見届ける。櫻井は「選手の思いや現場の空気感などをテレビで見ていてくださる方々に届くように伝えていきたい」。実績十分の櫻井が極寒の地からホットな情報を届ける。