福山雅治 初の5大ドームツアー発表
歌手で俳優の福山雅治(44)が14日、パシフィコ横浜で恒例の年末ライブをスタートさせ、来年、自身初のドームツアーと海外ライブを行うことを発表した。
ツアーは5大ドームにさいたまスーパーアリーナを加えた6カ所で50万人以上を動員。その後、台北と香港でライブを行う。福山は「音楽で倍返しさせていただきます」と気合十分だった。
遅まきながらのドーム制覇だ。ライブツアー自体も11年以来3年ぶりの開催とあって、福山は「積もりに積もった感謝の気持ちを音楽で倍返しさせていただきます」と気合を入れた。
ツアーは来年4月5日の東京を皮切りに、京セラ、ナゴヤ、福岡ヤフオク!、札幌の5大ドームにさいたまスーパーアリーナを加えた6カ所。全14公演で50万人以上を動員する。
01年に東京ドームと大阪ドーム(当時)でライブを行ったが、13年かけてようやく5大ドームに到達。「今度は6カ所、3倍返しです」とご満悦だった。男性ソロ歌手としては桑田佳祐(57)、小田和正(66)、ビリー・ジョエル(64)に次ぐ4人目の偉業は最年少記録のおまけ付きだ。
5月25日に大阪でツアーを終えると、その足で6月7日に台湾・台北アリーナ、同14、15日に香港コンベンション&エキシビションセンターで初の海外公演を行う。今年夏に主演映画「真夏の方程式」のプレミアイベントで台湾と香港を訪れた際、現地のファンへ再会を約束しており、有言実行する形となる。
この日は、大みそかまで続く恒例の年末ライブの初日。集まった1万8000人のファンに「誕生日には真白な百合を」「Dear」など21曲を披露。歌だけでなくトークも絶好調で「音楽のフルコースを日本独自の心遣いで届けます。そう、あの5文字、ご唱和ください」と呼びかけ、ファンと一緒に「お・も・て・な・し」。さらに直後に「ガリレオ」の湯川学准教授のポーズで、「実におもてなし」と決め、会場を熱狂させた。