中村勘九郎「名に恥じぬ」熱演誓う

 歌舞伎俳優の中村勘九郎(32)と弟の七之助(30)が15日、都内で「平成中村座ニューヨーク公演」(来年7月7~12日、ローズ・シアター)の製作発表を中村獅童(41)とともに行った。

 平成中村座は、父の故中村勘三郎さんが2000年に江戸時代の芝居小屋を再現する形でスタートさせ、2004、07年にニューヨークでも公演を行い成功を収めた。当時の父と同じ名前でNYの舞台に立つ勘九郎は「この名前に恥じないように演じたい」と力を込め、七之助も「父がくれたプレゼントだと思ってやりたい」と意気込んだ。

 演目は、勘三郎さんが復活させた怪談話「怪談乳房榎」で、勘九郎は「父からの直伝の芝居をニューヨークに持って行けるのは誇り」と熱演を誓った。

 また、04年に観客としてニューヨーク公演を見たという獅童は「あまりにも楽しくて、つい朝まで飲んじゃって…。ベロベロで、楽屋入りする勘三郎兄さんとホテルで顔を合わせて、何とも間が悪かった」と思い出話で笑わせていた。

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