氷室京介フォルクスワーゲンCMに出演
ミュージシャンの氷室京介(53)が、フォルクスワーゲンの新型Golf Variantの新CMに出演、ストイックなオフタイムとリラックスした笑顔を見せている。
今回のCMの舞台は、氷室が立ち続けるステージではなく、寒さ厳しい冬の阿蘇山頂。気温はマイナスという環境の中、心身を鍛えるトレーニングの一環として、野山や岩場を駆け巡るトレッキングシーンをメーンビジュアルとして使用した。
CMの後半で見せる、野ウサギにカメラを向け、ほほ笑むシーンが印象的だが、これは本業ではない“演技”が必要となったため、何度も撮り直しとなった。
氷室自身も「こりゃ朝までやらなきゃダメかな」とジョークを飛ばすほど難題だったが、4回撮ってようやくOKが。しかし「最後にもう一度だけやらせてほしい」と氷室自らダメ出しして撮り直し。結局そのテイクが使用されることになった。
このGolf Variantのコンセプトは「+ing」。本職の音楽活動はもちろん、ゴルフ、フィッシング、カメラなど趣味にも真剣に取り組む氷室の現在進行形の姿勢が、コンセプトと合致し、起用となった。
実際、このCMで野ウサギを撮影しているライカのカメラは氷室の私物。自宅には暗室があり、フィルム現像なども手掛けるほどの本格派だ。やるからには徹底してのめり込む姿勢を、CMの端々でもうかがわせた。
なお、CMで流れる音楽「ONE LIFE」は、氷室がこのために書き下ろしたもの。新CMは1月6日から放送予定。