ＮＨＫは２６日、「第６４回紅白歌合戦」（３１日、総合、後７・１５）のオープニングテーマを、天野アキ率いる「あまちゃんスペシャルビッグバンド」が生演奏すると発表した。朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で主人公・アキを演じた女優・能年玲奈（２０）も楽器を演奏する。出場歌手の曲順も発表され、白組のトリをＳＭＡＰ、紅組は高橋真梨子（６４）が務め、今回で紅白を卒業する北島三郎（７７）が紅白の枠を超えた大トリで歌う。

　“アキちゃんバンド”が紅白のスタートを飾る。

　出場歌手５１組がステージに登場する際に流れるオープニングテーマを、「あまちゃん」の音楽を担当した大友良英が作曲。能年演じた天野アキ率いる「‐ビッグバンド」がステージ上で演奏する。

　楽曲に関して、ＮＨＫは「行進するような軽快なメロディー」としており、ドラマの主題歌同様に、ご機嫌な曲でお茶の間を楽しませそうだ。

　能年も楽器演奏に参加。ＮＨＫは「何を担当するかは、本番のお楽しみ」としたが、ギターであることは確実だ。中学時代にロックバンドを組み、ギターを担当。昨年９月には高校生によるロックイベント「閃光ライオット」の応援ガールとして、ステージでエレキギターを披露している。

　また、企画コーナー「あまちゃん特別編」では、「暦の上ではディセンバー」を、有馬めぐを演じた足立梨花（２１）、入間しおりを演じた松岡茉優（１８）ら劇中メンバーに、オリジナルを歌ったアイドルグループ・ベイビーレイズが加わった「ＧＭＴスペシャルユニット，フィーチャリングアメ横女学園」で歌うことも発表された。

　こちらにも能年は参加。紅白ＰＲ大使として、本番前から活躍するアキちゃんが主役の大みそかとなりそうだ。