お千代さん「年忘れ-」で追悼大トリ

 大みそかに放送されるテレビ東京系「第46回 年忘れにっぽんの歌」(後5・00)で、11月に肝臓がんで死去した歌手・島倉千代子さん(享年75)を追悼し、出場歌手が勢ぞろいして代表曲「人生いろいろ」を大合唱することが27日、分かった。島倉さんは昨年、同番組の大トリを務めており、闘病中も、今年の大みそかに出演することを楽しみにしていた。

 追悼の“大トリ”だ。今年の「年忘れ‐」も「人生いろいろ」で締めくくられる。

 島倉さんは、昨年の同番組で大トリを務め「人生いろいろ」を熱唱。「もう一度、あの番組に出て、また、最後に歌いたい」とことあるごとに口にしていた。その後、肝臓がんが悪化し入院したが、病床でも、今年も出演することをずっと楽しみにしていたという。テレビ東京サイドも、島倉さん出演の場合は、昨年同様、大トリを務めてもらうことを検討していた。

 島倉さんの思いはかなわなかった。だが、番組関係者は「追悼の思いを込めて、最後に出演者全員で歌う」と、昨年と同じこの歌で締めくくることを決めた。当日は「昨年に続き、今年もこの歌で締めくくります」とナレーションが入り、全員が大合唱。天国の島倉さんに歌を届ける。

 今年の「年忘れ‐」には74組が出演し89曲が披露される。今年限りで紅白を卒業する北島三郎(77)は、「まつり」ではなく、「風雪ながれ旅」を、おなじみの紙吹雪で歌唱。また、菅原都々子(86)が7年ぶりにテレビ生出演し、「月がとっても青いから」を歌うなど、話題も多い。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス