新里、マッチ以来10代で最優秀新人賞
「日本レコード大賞」(30日、東京・新国立劇場)
現役高校生シンガー・新里宏太(18)は、1981年の近藤真彦以来、男性ソロ歌手としては32年ぶりの10代での最優秀新人賞受賞となった。
名前を呼ばれると信じられない様子で頭を抱え、受賞曲「HANDS UP!」の歌唱披露では、腕を上げ、ガッツポーズ。「この1年、ここを目標にやってきた」と笑顔をはじけさせた。
11年にJUNONスーパーボーイコンテストでファイナリストとなり、芸能事務所数十社による争奪戦の末、7月にデビューした。曲は人気アニメ「ONE PIECE」主題歌に抜てきされヒットした。新人離れしたひょうひょうとした雰囲気は、独学で習得したメンタリズムのおかげ。2年目のジンクスも「自分が楽しむことで、克服できると思う」とクールに語った。