EXILE最多V4!上戸の前で花道
「日本レコード大賞」(30日、東京・新国立劇場)
「輝く!日本レコード大賞」(日本作曲家協会主催)の最終審査会が30日、東京・新国立劇場で行われ、男性14人組EXILEが「EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~」で、3年ぶり、史上最多となる4度目の大賞を獲得した。司会を務めた妻の女優・上戸彩(28)とステージ上で喜びあったリーダー・HIRO(44)は、今年いっぱいでパフォーマーを引退する思いをデイリースポーツなどに語った。また、最優秀新人賞は新里宏太(18)が受賞した。
放送終了後に、ツーショットは実現した。
司会の安住紳一郎アナにうながされて、HIROの隣に立った上戸は、「HIROさんのステージをもう生で見られないと思っていたので、みなさんに感謝します。『半沢直樹』に感謝します」と、出演のきっかけとなった大ヒットドラマを挙げ、笑顔を見せた。
上戸からマイクを向けられたHIROは、「必ずEXILEを輝くグループにします」と宣言。上戸を見て、緊張で口が渇いたというジェスチャーをすると、最愛の妻は夫の肩をポンポンとたたいてねぎらった。
HIROは4月に年内いっぱいでのパフォーマー引退を発表。「引退もエンターテインメントにするのが俺たち」と語り、102万人動員のドームツアー、グループ初のミリオンヒット、さらに、前人未到の4度目のレコ大受賞と、記録ずくめの1年で自らの花道を飾った。
「光栄なことだから、やった方がいいよ」とHIROから勧められ、5年ぶりにレコ大の司会を務めた上戸。初の夫婦共演となったこの日は、夫の勇姿を一番近い特等席で見守り、パフォーマンスでは一緒に歌をくちずさんだ。
09年に交際をスタートさせ、昨年9月に入籍した。「付き合いだした当初から同せいしたので、結婚してからの大きな心境の変化はないけど、責任感は増したかな。支えられてもいる」と愛妻にあらためて感謝したHIRO。きょう出演するNHK「紅白歌合戦」でステージに別れを告げ、新たな道をゆく。