サブちゃん「感謝の気持ちでいっぱい」
昨年大みそかに放送された「第64回NHK紅白歌合戦」の毎分視聴率が6日発表され、大トリを務めた北島三郎(77)が紅白卒業を宣言した場面で、瞬間最高50・7%を記録したこと。北島は、7日の大阪での仕事始めに向け、移動中の新幹線の中で高視聴率を知った。所属事務所を通じ「皆さまにたくさん応援していただけましたことに御礼申し上げます。50回という長い間ご支援いただき、感謝の気持ちでいっぱいです」と数字でも最後の花道を飾ったことを喜んだ。
瞬間最高は、竜のセットに乗り「まつり」を歌い終え、紅白卒業のあいさつをした場面。本人が事前に何度もNHKに足を運び、自らつくり上げた最後のステージは高い数字を記録した。
昨年末は、最後の紅白に向け全精力を注いだこともあり年始はのんびりとプライベートを楽しんだ。2日は国立競技場でラグビー大学選手権準決勝を観戦し、それ以外は家族と正月を過ごした。
7日が仕事始めで8日は事務所開き。新たな出発を前にした朗報はいい弾みとなる。「紅白は歌い納めとなりましたが、これからも完成のない道を歩いてまいります」と決意も新たにしていた。