“幻の新曲”小室氏「後は歌入れだけ」
歌手として数々の名曲を残したやしきたかじんさんが、“幻の新曲”を準備していたことが8日、分かった。たかじんさんは遺作となったシングル「その時の空」を、小室哲哉氏(55)の作曲、秋元康氏(55)の作詞で2010年11月に発売。関係者によると、闘病中だった昨年初夏に、小室氏と秋元氏に再び楽曲制作の依頼をしていたという。小室氏は自身のツイッターで、作曲を終えていたことを明かし、「あとは歌入れだけだったのに。たかじんのマイウェイをつくってくれと。残念です」と無念さをにじませた。
小室氏はこの日、渡邉有三さんの告別式に参列。「前回のが最後の曲になってしまいました。『その時の空』が好きでした」とたかじんさんへの惜別コメントを残した。
また、「‐空」を収録した追悼アルバムが、3月に発売予定であることが発表された。