タレントの光浦靖子（４２）が１３日、福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズで、芸能人として初めてフラダンスショーに出演した。お笑い一切なしの猛特訓の成果を見せ、観客から拍手喝采を浴びた。

　青いドレスに黄色のレイ、トレードマークのメガネを封印し、まつげぱっちりの独特メークで登場した光浦は、言われなければ本人とわからないほどの“美女”に変ぼうした。

　この日のために合計１７時間にも及ぶ練習を行ってきた力は本物。１２月には舞台に立つためのテストも受けた。猛練習の末、合格して上がったこの日のステージ。最後は観客も温かい拍手を送り、無事に大役を務めた。

　１カ所も間違えることなく「クウレイオカピリアウモエ」を踊り終えた光浦は「緊張で手が震えることは想定していたけど、お客さんの顔を見た瞬間、顔が引きつってしまって…。画像は引きでお願いします」と苦笑い。指導した常磐音楽舞踊学院の吉田尚子助教授は「胸がいっぱいになりました」と涙ぐむほどの出来映えだった。

　今回はヨーグルト「ダノンビオ」のＣＭでフラダンスに挑戦したことから実現した企画。「楽しかった。もっとフラを続けてもいいかなという気になった。でも今は少しホッとしたい」と、満面の笑顔で振り返っていた。