「女版・半沢直樹」杏が銀行の不正暴く

 女優・杏(27)が、日本テレビの4月クールの連続ドラマ「花咲舞が黙っていない(仮)」(水曜、後10・00)で主演することが23日、分かった。ドラマは「半沢直樹」と同じ人気作家の池井戸潤氏の小説「不祥事」「銀行総務特命」が原作。女性銀行員が見過ごされてきた不正を暴いていくという、いわば「女版・半沢直樹」を演じる。

 「倍返し」が流行語になるなど、昨年秋に大きな話題をさらったドラマ「半沢直樹」だが、その女性版を杏が演じる。

 ドラマ「花咲舞が黙っていない(仮)」は、池井戸潤氏の小説「不祥事」など複数の作品を原作に描いている。杏演じるエリート女性行員・花咲舞が、本部の臨店チームの一員として支店を回り、業務上横領や行員の失踪、情報漏洩など、旧態依然とした組織にはびこるさまざまな事件や問題に切り込んでいく。

 メガバンクを舞台にしたのは「半沢‐」と同じだが、違いは今作が一話完結ということ。不正を痛快に暴く、胸のすくシーンが毎回見られることになる。「倍返し」のような決めゼリフこそないものの、毎回、事件解決の際に杏がズバッと語る場面が用意されており、加藤正俊プロデューサー(45)は「その中から言葉が自然発生的に広がれば」と新たな流行語誕生に期待を寄せる。

 杏の起用は、現在出演中のNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」での存在感や、めげない姿などから“言えば響く”花咲舞役にピッタリとして実現した。朝ドラに続き連ドラ出演となる杏は「花咲舞は、言いたくても言えないことをズバッと遠慮なく言える正義感を持った強い女性。皆さんの生活の活力になるように頑張りたい」と新たな挑戦に意気込んでいる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス