歌手で女優の酒井法子（４２）が２６日、都内でミニアルバム「涙ひとつぶ」（２２日発売）の発売記念イベントを行い、久々にファンとの触れ合いを楽しんだ。酒井は１０年以上ファン交流イベントを行っておらず、１２年１１月に芸能活動を再開後は初めて。

　「マンモスうれピー」とＣＤ発売をのりピー語で喜んだ酒井は、最初こそ緊張気味だったが、握手会ではファンから直接激励され、「いろいろなことがありましたが、皆さんに温かく支えられ幸せです。頑張ろうという生きる力をもらった」と笑顔に。９年ぶりの新曲「涙ひとつぶ」を歌う際に歌詞を間違えたものの「口パクじゃないの」と笑いを取り、アンコールでは手話を交えた「碧いうさぎ」を披露するなど、４曲を熱唱。変わらぬ歌声に涙するファンもいた。

　今後の芸能活動については「１つ１つの機会を大切にしていきたい」と意気込み。舞台「手をつないでかえろうよ」の出演をキャンセルしたが、代役を務める“あすピー”こと高橋明日香（２６）に「輝ける舞台になるように応援してます」とエールを送る一幕もあった。また、再婚について問われ「もらってくれる人はいないでしょう。私をもらうとなると大変でしょう。いろいろ難しいし、厳しい」とも話していた。