ユーミン苗場ライブで上村愛子にエール
女性シンガー・ソングライターの松任谷由実(60)が6日、34回目となる恒例の特別ライブ「SURF&SNOW in Naeba」を新潟・苗場プリンスホテルでスタートさせた。競技が始まったソチ冬季五輪、モーグル女子の上村愛子選手(34)とは2010年の結婚式に出席するなど親交があり、「何とかメダルを獲らせてあげたい」とエールを送った。
愛ちゃん頑張れ!‐。ユーミンが、5度目の五輪で悲願のメダルに挑む上村選手に、雪の苗場から祈りを込めた。
上村とは、夫の元アルペンスキー五輪代表の皆川賢太郎さん(36)が苗場をホームにしていたことから、親交が生まれ、10年9月の2人の結婚パーティーにも夫の正隆氏と出席。代表曲「BLIZZARD」のナマ歌をプレゼントした。上村は翌11年の苗場ライブにも夫婦で訪れ、ステージにも上がった。
ユーミンは「練習も見に行ったことがある。メダルを獲らせてあげたい」と話しながら「年齢との戦いもあり、(前回の4位を)キープしても大前進。上を目指しながら楽しんで」と激励した。上村夫妻からは花が届けられていた。
1992年のアルベールビル五輪ではNHKの中継テーマ曲「Happy Birthday to you」を歌い、数々の“冬うた”をヒットさせたユーミンだけに、冬季五輪には深い思い入れがある。女子フィギュアの浅田真央(23)へも「すごい大ファン。おばあちゃんが孫を見る気分で、泣きながら試合を見ている。金メダル獲ってほしい」とエールを送った。
ライブでも“五輪衣装”で躍動した。1月19日に60歳の誕生日を迎え、還暦初ライブとなったこの日、膝上30センチのミニドレスには、金メダルを連想させるゴールドがちりばめられていた。
「30歳になりました。古希(70歳)が目の前に迫ってきたけど、ミニスカでやっていると思う」とジョークを交えてあいさつ。宇宙をイメージした円形ステージで「COBALT HOUR」や「ルージュの伝言」などヒット曲満載の23曲を歌い上げ、ファン1000人を沸かせた。