中井貴一「堂々と」沙羅気遣う
俳優の中井貴一(52)が12日、都内で、テレビ朝日系主演ドラマ「時は立ちどまらない」(22日、後9・00)の制作発表に、黒木メイサ(25)らと出席した。
ソチ五輪の話題では、メダルを逃したスキージャンプ女子の高梨沙羅選手を気遣うように、中井は「日本人は『メダルを取れず、申し訳ない』と言いますが、堂々と帰ってきたらいい」と“敗者の美学”を強調。スノーボード男子で平野・平岡の10代コンビがメダルに輝いたことに、黒木は「年下の選手が気になって、私も年をとったんだなと感じます」と苦笑いを浮かべた。
ドラマは山田太一氏が脚本を手掛け、東日本大震災が題材。中井は「震災の話は『(事実と)違う』と思われる方もいるでしょうが、忘れないことが大事。非難を恐れず、伝えていかなきゃいけない」と使命感を燃やしていた。