妻夫木らで「若者たち」48年ぶり復活
1966年にフジテレビ系で放送された青春ドラマ「若者たち」が48年ぶりに現代版ドラマとして復活することが9日、分かった。同局開局55周年を記念した7月期連続ドラマ「若者たち」は、5人の兄弟と彼らに関わる人物を描いた群像劇。俳優・妻夫木聡(33)ら豪華キャストが名を連ねている。
66年放送のドラマは、両親を亡くした5人兄弟がたくましく生きてゆく姿を通し、戦争の傷痕や学生運動など当時の社会問題を描いた。田中邦衛(81)、故橋本功さん、佐藤オリエ(70)、山本圭(73)、松山省二=現・松山政路=(66)が演じた兄弟は世代を超えて支持された。
今回は兄弟を中心にした群像劇で、格差や孤独などといった現代ならではの若者の悩みがテーマで、豪華俳優陣が集結した。長男に妻夫木、次男に瑛太(31)、長女に満島ひかり(28)、三男に柄本佑(27)、四男に野村周平(20)。兄弟に関わる人物として蒼井優(28)、橋本愛(18)、吉岡秀隆(43)も登場する。
演出は名作「北の国から」で知られる杉田成道氏が手掛け、歌手・森山直太朗(37)が当時の主題歌「若者たち」をアレンジして歌う。