宝塚歌劇団花組トップスター・蘭寿とむの退団公演「ラスト・タイクーン/TAKARAZUKA夢眩」が17日、兵庫県の宝塚大劇場で千秋楽を迎えた。
公演後はサヨナラショーが行われ、「最後まで男役を全うしたかった」と言う蘭寿は男役の正装・黒のえんび服で登場。超満員の客席からすすり泣きが聞こえる中、終始笑顔だったが、「本日をもって大劇場を卒業させていただきます」と口にした瞬間は感極まった表情になった。終演後には約6000人のファンが見守る中、花の道をパレードした。
東京宝塚劇場公演(4月10日~5月11日)を最後に退団する。