ノンスタ井上、ブサイクV3で殿堂入り
「よしもと男前ブサイクランキング2014」発表会が17日、都内で行われ、「ブサイク部門」でNON STYLEの井上裕介(34)がダントツの1位で3連覇を達成し、殿堂入りを果たした。井上は10~12年に「よしもとオシャレ芸人ランキング」の「ダサイ芸人」部門でも3連覇で殿堂入りしており、ブサイクの“絶対王者”であることを証明した。
まさに“ブサイク・オブ・ブサイクス”。井上が4690票を獲得し、2位のジャングルポケット・斉藤慎二(31)に1919票の大差をつける“圧勝”で、「ダサイ」に次いで2つめの殿堂入りだ。史上初の快挙に「吉本の偉い人に『(笑いを取れる)宝がここにありますよ』と言いたいですね」としてやったりの表情だった。
疑うことなく自らをイケメン扱いするナルシシストぶりが、女性から「気持ち悪い」と“評価”されているが、この日も鉄のハートは健在。結果について「ねたみ、そねみも入ってるんでしょうね」と都合よく自己分析した。優勝インタビューでも「(投票で)ぼくの名前を書くために、あなたの貴重な時間を割いてくれてるというのは、愛してくれてるってことですから」とアンチにさえ感謝のメッセージを送り、報道陣をもドン引きさせた。
一方で、女芸人対象の「ぶちゃいく部門」で2年連続の1位となったハリセンボン・近藤春菜(31)は「ブスって言われるために、なんで(会場に)こなきゃいけないんだ」と怒り心頭。相方の箕輪はるか(35)も昨年に続き2位となり、2年連続でハリセンボンがワンツーフィニッシュとなった。
ランキングは、昨年、同企画を生んだ情報誌「マンスリーよしもとPLUS」が休刊したため、今年はムック本「よしもと男前ブサイク芸人グランプリ」の企画として開催された。春菜は「本が売れなきゃいいなって思います」。はるかも「本当に余計なお世話。早く終わればいいのに」とランキングを呪(のろ)っていた。