小泉今日子、中井貴一 仏でも名コンビ
女優の小泉今日子(48)、俳優の中井貴一(52)がW主演する4月17日スタートのフジ・関西系ドラマ「続・最後から二番目の恋」(木曜、後10・00)がこのほど、フランス・ニースでクランクインした。
ドラマの舞台、鎌倉とニースが姉妹都市であることから実現したもので、2人は5日間のロケを満喫。すっかり、おなじみとなったコミカルな掛け合いを、国境を越えて披露した。
小泉&中井による人気ドラマ第2弾の撮影は、鎌倉を飛び出し、豪華にフランスで幕を開けた。
仏ロケシーンが登場するのは4月17日放送の第1回。小泉演じるテレビ局のドラマプロデューサー、千明が原作権を獲得するために、作者の住むパリへ。中井演じる鎌倉市役所勤務の和平も、会合に出席するためニースを訪れ、現地で落ち合うというストーリー。ロケは今月10、11日にニース、13、14日にパリで行われた。とはいえ、地中海随一の観光地でも花の都でも、千明と和平の丁々発止のやりとりは健在だ。小泉は「たくさんステキな映像を残せたと思います。でも、私たちがやっていることは、どこに行っても変わりません」と苦笑した。
掛け合い以外にも、ニースの海岸をはだしで歩くシーンでは、2人とも、敷き詰められたような玉砂利を痛がり、小泉が「“2人の演技は、わざとではありません”とテロップを入れておいてほしいくらい」と話すほど、思いがけずユーモラスなシーンに仕上がった。
第1弾の撮影中に、鎌倉とニースが姉妹都市と聞いた中井が「続編やるならニースロケがいいな」と冗談で提案したことから実現した今回のロケ。中井は「一緒に1時間に1回、数分間しかないチカチカ輝くエッフェル塔を見られて本当に幸せ」と話すなど、2人してフランスを満喫した様子だった。