神木隆之介、主演ドラマでラブシーン

 俳優の神木隆之介(20)が、WOWOWの連続ドラマ「変身」(仮題=7月放送)に主演し、ラブシーンに挑戦していることが28日、分かった。

 人気作家・東野圭吾氏(56)の同名小説が原作で、神木は他人の脳を移植され、人格が変容していく主人公を演じる。子役出身で少年役、学生役が多かった神木にとっては、大人のイメージに“変身”する節目の作品となりそうだ。

 2歳で芸能界デビューし、子役時代から主演を務めてきた神木のイメージを大きく変える1作だ。「変身」は、純朴な青年が事件に巻き込まれ、脳移植したことで変化していくラブサスペンス。神木の役は、2005年の映画版では当時25歳だった玉木宏(34)が演じている。

 本作は、あと1週間ほどでクランクアップ予定。複雑な設定の主人公を演じた神木は「これが“制服離れ”の第一歩なのかな、と。今まで学生の役が多かったんですけど、学生としてではなく、1人の人間が変化していく大人な、今までにない作品なので勉強になりました」と、新境地の役を振り返った。

 象徴的なのが、大学病院の外科助手を演じた臼田あさ美(29)とのラブシーン。キスシーンなどの経験がないわけではないが受け身で「自分からキスをするのも初めて」だ。今回は自身最高レベルでオスと化しており「『うわっ』てなりますよ。映像を見たら照れました」と、はにかみながら明かした。関係者も「びっくりすると思います」とうなずくなど、神木のイメージをいい意味で裏切る映像に仕上がっている。

 変わりゆく主人公を愛し続ける恋人・恵を演じたのは二階堂ふみ(19)。神木とは初共演ながら「ここまでお互いに思い合える人がいるんだと感動しました」(二階堂)と相性は抜群で、若き実力派の2人が、どんなケミストリーを見せるのかにも注目だ。

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