タレント・ビートたけし（６７）がこのほど、都内で、３１日からリニューアル放送が始まるテレビ朝日系「ビートたけしのＴＶタックル」（月曜、後１１・１５。朝日放送、深夜０・３０）の初収録後に会見し、“いいともジャック”計画を口にした。

　たけしは３１日お昼に３２年間の歴史に幕を下ろすフジテレビ系「笑っていいとも！」（月～金曜、正午）の名物コーナー「テレフォンショッキング」最終回ゲストとして出演する。「（ＴＶタックルの）放送枠が変わって初放送の３１日は、昼に『笑っていいとも！』に出ちゃうけど、あれは生放送だから『タックル』の宣伝しとくかな。今晩放送、タモリも、さんまも出ますって」。冗談交じりに語りながら大暴れを予感させた。

　「‐タックル」は、月曜午後９時から午後１１時台へと引っ越し、テーマも幅広く扱い再スタートを切る。これまで「政局」をテーマに議論してきた。今回の収録では「死刑」を題材に女装家ミッツ・マングローブ（３８）や吉本新喜劇の小籔千豊（４０）らが激論を交わした。

　論客の発言のタイミングがかみあっていないと指摘するたけしは「『タックル』で作り上げたタイミングにまだなっていない。扱う話題が豊富になったのは楽しいんですが、番組としての面白さはどうなんだ、というのはこれからの課題」と改善点をあげた。回を重ねるごとにまとまっていくことを願いつつ、「早い時間帯で放送していた時よりも下世話なネタが扱えるので、うれしい限りです」と今後の展開に期待していた。