いいとも最終回特番は今季最高の視聴率
3月31日に放送されたフジテレビ系の長寿バラエティー番組「笑っていいとも!」の最終回の平均視聴率が16・3%だったことが1日、分かった。同日夜の生特番「笑っていいとも!グランドフィナーレ 感謝の超特大号」は同28・1%で今年1位の視聴率を達成。月曜レギュラーだったSMAP・香取慎吾(37)がこの日、都内で打ち上げについて語るなど、一夜明けても話題は尽きなかった。
(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)
32年の歴史に幕を下ろした国民的番組が、有終の美を飾った。
平均視聴率は最終回が16・3%で、通算8054回の平均は11・5%。生特番は28・1%をマークした。瞬間最高は、最終回が午後0時45分に18・4%。生特番は午後11時10分、32年にわたり司会を務めたタモリ(68)ら出演者がオープニングテーマ曲「ウキウキWatching」を歌った場面で、33・4%を記録した。
タモリが音頭を取って始まった打ち上げは、午前0時15分から同7時まで東京・台場のホテル日航東京で開催された。700人が集まった会で朝まで飲み続けたという香取は午前5時にタモリと「タモさん!」「慎吾ちゃん!」と掛け合い。中居正広(41)、草なぎ剛(39)らとタモリを見送ったが「終わった感じがしなかった」と振り返った。
打ち上げ後に4時間眠り、後番組「バイキング」(月~金曜、前11・55)を見た時に新たな一歩が始まっていることに気づいたという香取は「いいともがなければSMAPもなかった。番組が終わって新しいSMAPが始まる。(タモリとは)SMAPで何か今までやったことがないことをやってみたい」と、次の共演を待ち望んでいた。
「いいとも!」の本拠地・アルタ前はこの日、ファン1万人が集まった最終回のパブリックビューイングの盛り上がりから一転、平常を取り戻した。楽屋の片付けに駆けつけると語っていたタモリだが、この日は姿を見せなかった。