宝塚歌劇の殿堂オープン OGずらり
宝塚歌劇団100周年を記念した夢の祭典「時を奏でるスミレの花たち」が4日、兵庫県宝塚市内の宝塚大劇場で開幕した。
現役5組のトップコンビはもちろん、八千草薫(83)、寿美花代(82)、有馬稲子(82)、鳳蘭(68)、大地真央(58)、黒木瞳(53)、真矢みき(50)ら歴代トップスター、OGら37人も出演。轟悠ら現役生徒が100年前の第1回公演「ドンブラコ」を復活させるなど祝祭ムード一色となった。
100周年を記念して、大劇場内には「宝塚歌劇の殿堂」が設けられ、OGの鳳蘭(68)と専科の轟悠がテープカットを行った。
鳳は「私の心の故郷の殿堂に入れてもらえるのは光栄」と満面の笑み。現役代表として出席した轟は「現役の一人として、早くこの殿堂に仲間入りできるよう、芸を磨いて精進したい」と緊張の面持ちで「この伝統を下級生につなげていかなれば」と決意を新たにしていた。
また最年少で殿堂入りした遙くらら(58)も「タカラヅカはキラキラした世界。殿堂入りは夢のようです」と喜びを語った。