人間・福山“解析”ステージ5万人魅了

 歌手で俳優の福山雅治(45)が6日、デビュー25年目にして初めてとなる5大ドームツアー「WE,RE BROS. TOUR 2014 HUMAN」の東京ドーム公演を行った。最新アルバム収録の「HUMAN」「暁」など24曲を披露するとともに、大型スクリーンではツアータイトル通り“人間・福山”を解析。MRIで撮影した脳内映像から長崎工業高校時代の写真まで、5万人のファンに福山のすべてをさらけ出した。

 「会いたかったですよ~!13年ぶりなんです、ただいま、東京ド~ム!」。独特のイントネーションで色気たっぷりに発される福山の叫びに、5万本のペンライトが揺れた。

 2001年以来、13年ぶりの東京ドームでのライブ。大型スクリーンには“人間・福山”をあますところなく披露する、秘蔵映像が映し出された。「HUMAN」の歌唱中には、MRIの脳内画像が何パターンも、うごめきながら登場。曲の間には、長崎工業高校時代の福山青年から、空手道場に通っていた5歳の福山少年まで、デビュー以前の姿が何度も黄色い歓声を浴びた。

 今でこそ日本を代表するアーティストとなったが、デビュー当時はそれほど騒がれた存在ではなかった。MCでも「デビューアルバム『伝言』、まったく売れなかったんです」とジョーク交じりに話したほど。最新アルバムの曲が中心とはいえ、ステージではデビュー当時の楽曲や過去のヒット曲も披露。デビュー前だけでなく、紆余(うよ)曲折あったデビューからの25年間も追った。

 過去から現在までの福山雅治を表現し、ファンとともに次なる未来へと歩む。自身初の5大ドームツアーを完走し、6月には台湾、香港での初めての海外公演が待っている。来年の25周年イヤーに向け、福山は突っ走る。

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