ジャニー社長 赤西にエール送った

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(82)が7日、都内で取材に応じ、今年2月末で退社した歌手・赤西仁(29)にエールを送った。退社後、赤西について言及するのは初めて。

 ジャニー氏は、赤西について「頑張っているし、いい子」と評価し、「日本的でないのは確か。今の子だなという感じはある。英語を流ちょうに話すし、アメリカでやりたいことがあるんだろうね。自分のやりたいように活動するのは当然だと思う」と個性的な性格や海外志向も認めた上で、赤西の背中を押した。

 ジャニーズ在籍時の赤西は波乱の連続だった。01年3月にKAT‐TUNを結成。06年3月にデビューしたが、同年10月には突如、芸能活動を休止し、語学留学した。10年にはソロ公演を優先し、KAT‐TUNの全国ツアーに不参加。同年7月にグループから脱退。12年2月には女優・黒木メイサと事務所に事前の報告なしに、電撃結婚。14年2月末日をもってジャニーズを退社した。

 今回の事務所退社についても、赤西本人から直接、説明はなかったという。

 赤西の携帯番号を登録していないというジャニー氏は、「彼は僕の番号を知ってるかもしれないけど、僕は教えてもらっていない。(赤西から)かかってきても(登録していない番号の電話には)出ないから分からない」と、赤西の着信を見逃した可能性もあることを口にした。

 ジャニー氏は、黒木と“事後報告婚”という契約違反ともいえる行為を犯した赤西に対し、「責任を持ってやらないと」と厳しく接することもあったが、英語を武器に活動するアーティストとして、将来性も含め、認めている部分もあった。

 「今はどこにいるの?」と赤西の活動を気にかけるジャニー氏は、「(赤西は)成功する人間だと思う。奥さん(黒木)とさえうまくいってればね」と夫婦円満であることが成功の秘訣、とユーモアたっぷりに語っていた。

 赤西はジャニーズを退社後の3月2日には、ツイッターなどで「子供のころからの夢である海外での活動も、今まで以上に取り組みたく、今回の合意に至りました」と日本語と英語で経緯を説明していた。

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