岡田官兵衛 「新生・黒田家」勢ぞろい
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(日曜、後8・00)の主演・岡田准一(33)が8日、都内で会見し、有岡城での長期幽閉から解放された官兵衛の、大名としてのビジュアルを初公開した。
黒田家の「藤巴」の家紋が新たに掲げられた備前・沼城のセットに登場した岡田は、ひげを生やした精悍(せいかん)な風貌。「幽閉後が、官兵衛の軍師としての生き方。やっと官兵衛になれる感じ」と話し「シビアな男の雰囲気を出せていければ」と意気込んだ。
また、官兵衛の一人息子・長政役の松坂桃李(25)、長政の側近・後藤又兵衛役の塚本高史(31)が撮影に入り、母里太兵衛役の速水もこみち(29)ら、鉄の結束で知られる新生・黒田家の家臣団が勢ぞろい。岡田は、長政のふん装を初公開した松坂を「現場でもキラキラしていてすてきです。横顔を見ても最高」と持ち上げ、松坂も「ようやくお会いできました。父としか見られない。完成されている」と応じた。
幽閉後の官兵衛の姿は、6月以降に登場する。