ATSUSHIツアー不参加の理由説明
ダンス&ボーカルグループ・EXILEのボーカル、ATSUSHI(33)が13日、名古屋・日本ガイシホールで、ソロでは初の全国アリーナツアーを行った。
開演前には、今秋開催の「EXILE TRIBE」のドームツアーへの不参加を発表していたことについて会見し、「自分をリセットしたかっただけ。今後もできる限りソロとグループを両立させる」と“生涯EXILE”を宣言した。
「TRIBEツアー不参加」という突然の発表。ファンの間で「脱退?トラブル?」などの臆測を呼んだことに、ATSUSHIは公演前、「誤解を招いた部分がある」と、初めてその真意を説明した。
「去年のドームツアーが始まる4月ごろから考えていた」という。リーダーHIROの引退、自身のソロ活動と、節目の1年を過ごす中で「自分をリセットしたかった。毎年、流れ作業になってしまっていることに、疑問が生まれていた」と葛藤があったことを明かした。
その上で「TRIBEという“お祭り騒ぎ”に中途半端な気持ちで参加したくなかった」とATSUSHI。関係者によれば、今回の‐TRIBEツアーは、弟分グループなどとの枠を越えた“シャッフルユニット”によるライブとなる構想があり、小休止を取るタイミングとしてベストと判断したようだ。
一方で、「EXILEやHIROさんに拾ってもらって自分がある。その人たちが悲しんだり、困るようなことはしない」と、望まれる限り、永遠にメンバーであり続ける決意を表明。来年のEXILE単体のツアーなどには参加するという。
ライブでもATSUSHIは「オールスター感謝祭に出ないというだけなんだけど」と話し、ファン9000人を安心させた。オープニングから3月に発売したアルバム「Music」収録の「MAKE A MIRACLE」で軽快なダンスを披露するなど、ソロパフォーマーの世界を21曲で存分に表現した。