有村架純&高月彩良ジブリで声優初挑戦
女優の高月彩良(16)と有村架純(21)が、スタジオジブリの最新作となるアニメ映画「思い出のマーニー」(7月19日公開)で声優に初挑戦することが15日、分かった。
宮崎駿監督の引退後初となるジブリ作品。西村義明プロデューサー(36)が発表した。昨年12月に製作が発表されて以来、詳細が明かされるのは初めて。
西村氏によると、原作では英国だった舞台を、同作では北海道に変更。原作のアンナは日本人の杏奈となり、金髪の少女マーニーとの交流が描かれる。ジブリ初のWヒロインとなるのも注目だ。
西村氏は「宮さん(宮崎監督)では作れない」とし、“脱・宮崎駿”の色合いを強めた作品になると説明。宮崎監督も同作について「自分では生涯映画にできないと思っていた。難しすぎる」と話していたという。
Wヒロインは300人をオーディションし、杏奈役に高月、マーニー役に有村が決定。2人とも声優初挑戦となる。西村氏が「ジブリ史上1番生きるのに不器用な女の子」と言う杏奈を演じる高月は、「こんなに大きな役が私に務まるのかという不安と、ステキな作品にしたい!という気持ちが入り交じった状態です」と意気込んでいた。