眞鍋かをり 木のカップに癒やされる
タレントの眞鍋かをり(33)が16日、大阪市内で行われた地域材活用を考えるシンポジウム「木で、未来をつくろう!in大阪府」に出席し、国内産木材の積極的な活用を訴えた。
鮮やかなブルーのパンツ姿で登場した眞鍋は、昨年9月にも木材利用のイベントに出席しており予習は十分。日本では森林伐採が進まないために山がやせ、土砂崩れなどを起こしやすいという現状について「前回のイベントでそれを聞いて目からうろこだった。変な例ですが、髪の毛も伸ばし放題にしていたらバサバサでお手入れが行き届かない。それと一緒かな」と、独自の例えを披露し、参加者の関心を引き寄せた。
眞鍋自身もプライベートでは家具などの他に、マグカップやサラダボウルなど木製の器を使用するようになったという。「よく、木の器だと水が染みない?と聞かれるけど、きちんと加工してあるから大丈夫。木のカップでコーヒーを飲むと癒やされますよ」と勧めていた。
現在、林野庁では木材利用を促進するため、木材利用ポイント事業を従来の3月末から半年延長し、9月末まで展開。1ポイント1円相当として地域の農林水産品などと交換できる。「木の物を利用すれば森や自分のためになるだけではなく、経済的にもうれしいポイントがある。私も積極的に周りに広めていきたい」と訴えていた。