北島三郎ラスト公演で“サブザイル”?

 歌手・北島三郎(77)が21日、都内で、最後の座長公演となる「北島三郎最終公演」(東京・明治座ほか)の製作発表会見に登場した。1968年の初演から46年、集大成となるラスト舞台を過去最高規模のスケールで構成することを約束。来場した著名人を全員、フィナーレの「まつり」に参加させるプランを明かすなど、仲間と一緒に有終の美を飾る意向を示した。

 ラストとなる劇場公演で、連日、過去に例のない豪華な「まつり」を繰り広げる。

 サブちゃんの座長公演のフィナーレは、昨年の紅白でも使用した豪華セットの「まつり」で締めくくるのが定番。だが、最後の座長公演となる今回は、会場を訪れた歌手仲間らを全員ステージに上げ、一緒に歌って踊るプランを用意しているのだ。

 昨年の紅白でも、リハーサルでは舞台端にいた演歌の仲間を、本番では近くに呼び寄せ、一緒に「まつり」を歌い上げ、華やかなステージをつくり上げた。そのときと同様、いやそれ以上の盛り上がりを、有終の舞台で繰り広げる。

 劇場公演中は、歌手のみならず他ジャンルの著名人が数多く訪れる。それだけに、最初で最後、意外な共演が見られる可能性も。以前、「EXILEと一緒に『まつり』をやったら迫力があるな」と語ったことがある北島は、この日もテレビカメラを通して、EXILEのメンバーへ「見に来て」と呼びかけており、夢のコラボ“サブザイル”が実現するかもしれない。

 さらには、「最後だからお客さんも一緒になって盛り上げる形にする」とサブちゃん。会場を一体にするため、それに合わせたセット製作も検討している。

 また、三女の水町レイコ(39)に加え、1カ月公演に初出演となる娘婿で、歌手の北山たけし(40)も出演する。家族も加え、一丸となって最後の舞台をつくり上げる。

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