長渕剛 競輪界最高峰レースの“顔”
シンガー・ソングライターの長渕剛(57)が24日、東京・日本橋で行われたKEIRINグランプリ2014の会見に出席、同大会のイメージアーティスト就任と、レースのために特別に書き下ろした新曲「走る」を発表した。
競輪界最高峰レースの“顔”となった長渕は、引き受けた理由について「たった9人の男が戦い、競い合っててっぺんを目指すという、その本質に同調した」と説明。新曲についても「走るというのは、人生のテーマ。自転車の両輪のように絶対に止まらず、走り続けることが人生ということを表現した」と熱く語った。
長渕は同レースのCMにも出演するが「選手と同じ体験をしたい」とロケ地に競輪学校を選び、登坂やローラーなどにも挑んだ。「本気でやったことを(競輪学校の)生徒にも見てほしかった。自分なりの日本男児へのエールを送ったつもり」と、全力での撮影だったことも打ち明けた。
大会のために特製の「詩画」も作製。横5メートル、縦6メートルの巨大紙の上に「頂(てっぺん)」の文字と、詩を書きこんだ。今年の会場は大阪・岸和田。西日本では初めての開催に「だんじりという男の戦いを繰り広げる舞台で(グランプリが)行われるのがうれしい」と笑顔を見せていた。