松田聖子30分の“究極メドレー”披露
歌手・松田聖子(52)が、NHK総合の大人向け音楽番組「SONGS」(土曜、後11・00)の300回記念(31日放送)で、特別企画として自身の大ヒット曲など12曲を30分間のノンストップメドレーで披露することが3日、分かった。聖子がテレビでこれだけの曲数のメドレーを披露するのは初めて。デビュー35周年の記念イヤーに、その軌跡を一気に歌で表現する。
1980年のデビューから35年周年。トップアイドル、トップシンガーとして走り続ける聖子が、番組の放送300回記念を30分のノンストップメドレーで飾る。
もともと番組の枠は30分。冒頭であいさつとナレーションが入る以外は、聖子のメドレーで構成され、ずっと聖子が歌い続ける。07年の番組開始以来例のない“超”SONGSとなる。
区切りの放送を迎えるにあたりNHKは、過去に番組に5回出演するなど視聴者層に合うアーティストとして聖子に出演をオファーし、特別企画が実現した。
先日行われた収録では、テニスコート2面分の大きさを誇るNHK最大規模のスタジオに3つの特大セットが組まれた。聖子はその中を移動しながら「渚のバルコニー」「風立ちぬ」などアイドル時代の曲から「瑠璃色の地球」などのバラード、さらに35周年記念の新曲「I love you!!~あなたの微笑みに~」(21日発売)をテレビ初披露。これまでの軌跡を駆け抜けるように全12曲を歌い上げている。
聖子は「コンサートでメドレーを歌わせていただくことはありますが、テレビでこんなに長いメドレーは初めてでとても緊張しました」と初挑戦についてコメント。「デビュー35周年の節目に、このような壮大なメドレーを歌わせていただくことができ、本当に感謝しています。皆さんご存じな曲もたくさんあると思いますので、ぜひご覧いただき一緒に歌っていただければと思います」とアピールしていた。