三浦春馬主演で「受験地獄」リメーク

 人気俳優の三浦春馬(24)が、伝説の2時間ドラマ枠「火曜サスペンス劇場」の名作を32年ぶりに復活させることが7日、分かった。日本テレビ系スペシャルドラマ「殺人偏差値70」(今夏放送)に主演し、「もう1度見たい火サス作品ランキング」1位となった西村京太郎氏原作の「受験地獄」(1982年放送)をリメークする。ドラマは民放地上波初となる4Kカメラで撮影されるなど、俳優も技術も最新になり現代によみがえる。

 32年の時を超え、春馬ら若手実力派たちによって火サスの人気作品がよみがえる。

 「火曜サスペンス劇場」は81~05年にかけて放送され、多くの有名シリーズが生まれた枠。膨大な作品の中で、ネット投票で「もう1度見たい作品」1位に選ばれたのが、82年放送の「受験地獄 東大受験 その朝めざまし時計が鳴らなかった」だった。

 東大受験当日に寝坊し、爆破予告メールを送ることで試験時間を遅らせて、合格を引き寄せた主人公・圭介。だが、その秘密を知る男・宏志が現れ…というストーリーだ。当時、圭介役で主演したのは太川陽介(55)、三浦は太川が演じた圭介を、主人公と対峙(たいじ)する宏志役は、三浦と「サムライ・ハイスクール」以来、5年ぶりの共演となる城田優(28)が演じる。

 出演者だけではなく、撮影も最新仕様で行われた。フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ4Kカメラで撮影。これは民放地上波初の試みだ。

 三浦は「“挑戦”に役者として参加できたことをうれしく思います。“己と向き合う”という普遍的なテーマを、現代の感覚、そして最新の技術で撮影をした日々は刺激的でした」と振り返った。

 日本テレビでは、今後も若手俳優によるサスペンスドラマを「ヤングサスペンス」と題して制作していく予定で、本作はその第1弾となる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス