病と闘う山田まりや、子育て奮闘中
タレントの山田まりや(34)が19日、都内で、「IBDを理解する日 2014疾患啓発イベント」に、プロゴルファーの重永亜斗夢(25)と登場した。
潰瘍性大腸炎とクローン病の総称であるIBD(炎症性腸疾患)は、根治療法が見つかっていない原因不明の難病。そんな病を知ってもらおうと、昨年から5月19日を「IBDを理解する日」に制定した。
山田は11年前にクローン病の疑いがあると診断され、現在は寛解状態だが、「トイレに何度も駆け込んだり、入院を繰り返し、精神的にも苦しめられました。少しでも皆さんにこの病気を知ってもらえたら」と経験を元に訴えた。
1歳4カ月の長男については「症状が出たらどうしようと思ってましたが、食が太い子に育ってます」と報告。「『ママ大好き』と甘噛みされたり、前歯を折られたり、やんちゃです」と、子育てに奮闘するママの顔をのぞかせた。
また、重永は昨年7月に潰瘍性大腸炎と診断された。試合がある週は5ラウンド以上も回らなければならないが、朝食を取ると腹痛が起こるため、満足に食事もできず、試合中は必ずやせてしまうという。
「これが3、4週続くとかなりきつい」と本音ももらしたが、プロの先輩に1人だけクローン病を患っている人がおり、さまざまなアドバイスをくれたことが励みになったという。「まだまだ病気を知らない人が多いので、1人でも多くの人に知ってもらえたら、皆生活しやすくなると思う」と呼びかけた。