ASKA容疑者 ついに覚せい剤認めた
覚せい剤取締法違反(所持)容疑で17日に逮捕された人気デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(56)が、一転して容疑を認め「覚せい剤を使ったことがある」と供述していることが23日、明らかになった。またASKA容疑者の毛髪を鑑定した結果、覚せい剤の成分が検出されたことも判明。週明けにも同法違反(使用)容疑で再逮捕する。
17日の衝撃の逮捕劇から5日目、ASKA容疑者がついに、落ちた。
警視庁への取材によると、ASK容疑者は22日になり、取り調べの中で、「覚せい剤を使ったことがある」と所持と使用を認める供述を始めたことが明らかになった。これまでは一貫して「覚せい剤を所持したことはない。粉末は暴力団関係者から入手し、(興奮鎮痛剤の)アンナカだと思っていた」と容疑を否認してきたが、供述を一転させた。
次々と積み上がる“証拠”に観念した。ASKA容疑者の毛髪鑑定の結果、覚せい剤の陽性反応が出たことが判明。毛髪鑑定は、髪が長い状態で残っていれば、数カ月前に使った薬物の成分も検出できる。
すでに、ASKA容疑者の尿から覚せい剤の陽性反応が出ており、また東京都目黒区の自宅から、十数回使用できる量の覚せい剤とみられる粉末や約90錠の合成麻薬MDMA、検査キットなども押収。日常的に薬物を使用していたことが状況的に裏付けられていた。
同庁組織犯罪対策5課は、週明けにもASKA容疑者を使用の疑いで再逮捕する予定。今後は、入手経路などを詳しく調べる。
一方、ASKA容疑者の知人で、同じく所持の疑いで逮捕されている会社員、栩内香澄美容疑者(37)は依然、容疑を否認しているという。