片岡愛之助 運命の女性が失踪した過去

 歌舞伎俳優の片岡愛之助(42)がこのほどMBSのバラエティー番組「痛快!明石家電視台」の収録に参加し、運命の出会いについて明かした。

 番組では、スタジオに集まった一般参加者から愛之助への質問コーナーが設けられた。そこで「運命の人に出会いましたか?」と直球の質問が飛んだ。

 MCの明石家さんま(58)が「今は答えづらいでしょうが」と愛之助が現在、タレントの熊切あさみと交際中であることにやんわりと助け船を出した。

 愛之助は「出会ったかどうか」と言葉を選びつつ、「運命の人と思った女性に会えなくなったことがあった」と真剣な表情で話し始めた。まだ愛之助を名乗る前の千代丸から愛之助に変わる時の二十歳前後のことだそうで、「その時、つきあっていた女性がいたんです。その人がぱっといなくなった。音信不通になってしまったんです。どこに行ったのか。消えてしまった。跡形もなくいなくなったんです。今もどうしているのか」と交際していた女性と突然音信不通になった過去を語った。歌舞伎俳優としてこれからという時期だった。

 考えられる理由として愛之助は「梨園のことを難しく思ったようで。梨園に入るからといって特に覚悟はいらないですけど。でも皆さんそう思っていらっしゃる」と付き合っていた女性が歌舞伎俳優と結婚することに二の足を踏んだ可能性をあげた。

 さんまが「梨園に入ると周りがうるさいのでは」と尋ねると愛之助は「そんなことないです。そういうイメージが先行している」と訴えた。

 さんまはまた、「今回の人が結果的に運命の人かは…」と熊切の話題に触れた。すると愛之助は「(結果的に)そうかも分からない。運命とはそういうものかも」と達観したように話した。しかし、多忙のためデートするのは月に1回くらいだそうで、愛之助は「舞台の間にドラマや映画を撮って、さらにこういうバラエティー番組にも出させていただいて。ですから人と会わないです。忙しくて。生きていくのが精一杯。友達も少ないです。3回断るともう誰も誘ってくれなくなる」と売れっ子であるがゆえの悩みも語った。この模様は6月2日に放送予定。

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