光宗薫 質問NG一転、AKB時代語る
元AKB48で女優の光宗薫(21)が4日、都内で、米ネットドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のブルーレイ&DVD発売記念イベントに登場した。
2012年10月にAKB48の活動を辞退してから初めてアイドル時代について言及。一度だけ参加したAKB48選抜総選挙で圏外だった苦い過去に「耳が痛い」と語ったほか、7日に控える第6回総選挙やAKB48メンバーへの切りつけ事件など“古巣”について口を開いた。
この日はドラマが米国の政治を描いた作品であることにちなみ、過去に“選挙”経験のある光宗と元衆議院議員でタレントの杉村太蔵(34)がイベントに登場した。
今年3月のイベントではAKB関連の質問はNGというピリピリムードだったが、この日は一転、赤裸々に語った。「最初は『怖い』というマイナスの印象」だった総選挙の話題になると、「耳が痛いですけど、学ぶこともあった。(票がないと)相当こたえますね。でも、自分自身にはプラスしかなかった」と成長の場であったことを強調した。
光宗は11年に13期研究生として劇場デビュー。研究生ながらCMや映画に出演するなど“スーパー研究生”として注目されたが、12年6月のAKB48選抜総選挙で圏外。その影響からか、同年8月の東京ドーム公演は体調不良で欠席、10月にはグループでの活動を辞退していた。
苦い過去を乗り越え現在は絵の個展やモデル業をこなし、「平和で楽しくやってます」と新たな活動に胸を弾ませる。7日のAKB48選抜総選挙については、「(大島涼花ら)同期は応援してます。みんないい子ばかり」とエールを送った。
また、先月25日に起きたAKB48メンバーへの襲撃事件にも触れ、「2人(川栄李奈、入山杏奈)のことを知ったときは衝撃的。一刻も早く心身ともに元気になってくだされば」とかつて仲間を思い、「できることなら続けてほしい」と握手会継続を望んでいた。