人気ダンス＆ボーカルグループＥＸＩＬＥと弟分２グループで構成される「ＥＸＩＬＥ　ＴＲＩＢＥ」が今夏リリースするアルバム（発売日、タイトル未定）の中で、２０１０年サッカーＷ杯日本代表の公式応援ソング「ＶＩＣＴＯＲＹ」をカバーすることが１２日、分かった。ボーカルをＴＡＫＡＨＩＲＯ（２９）を含む５人で担当。よみがえった同曲とともに、日本代表のＶＩＣＴＯＲＹ（勝利）を祈る。また、Ｗ杯開幕に向け各種イベントが開催され、日本代表にエールが送られた。

　４年前のＷ杯で１６強に進出した日本代表。その快進撃を彩ったテーマ曲が、新たによみがえる。

　「ＶＩＣＴＯＲＹ　２０１４」とタイトルを改め、ボーカルをＴＡＫＡＨＩＲＯに加え、ＥＸＩＬＥのＮＥＳＭＩＴＨ（３０）、ＳＨＯＫＩＣＨＩ（２８）、さらに三代目Ｊ　Ｓｏｕｌ　Ｂｒｏｔｈｅｒｓの今市隆二（２７）、登坂広臣（２７）の５人が担当。原曲に忠実なアレンジながら、スケール感は飛躍的にアップしている。

　同曲は、日本代表のユニホームを手がけるスポーツメーカー、アディダスのＷ杯イメージソングにも選出。前回大会に続いて、侍ブルーを“サポート”することなる。リーダーのＨＩＲＯ（４４）は「楽曲を提供して、皆さんと一緒に日本代表を応援させていただきます」と約束した。

　同曲を収録するアルバムは、ＥＸＩＬＥ、三代目、ＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮＳで構成する‐ＴＲＩＢＥによるＥＸＩＬＥのヒット曲カバーが中心。オリジナルの新曲「ＴＨＥ　ＲＥＶＯＬＵＴＩＯＮ」（発売日未定）も収録している。

　同アルバムは、今秋に始まる‐ＴＲＩＢＥのドームツアーのために制作。ツアーのステージに立たないＡＴＳＵＳＨＩ（３４）は、今作にボーカルとしては加わらず、監修という形で参加している。

　ＨＩＲＯは「若手アーティストたちが大きく成長できるステージにする」と話す。日本代表で柿谷曜一朗、大迫勇也ら新世代が“ＶＩＣＴＯＲＹ”を引き寄せてきたように、ニューヒーローの登場を期待している。