カズ&ヒデ ブラジルで夢のサシ飲み
JFAアンバサダーとしてブラジルを訪れているサッカー元日本代表で横浜FCの三浦知良選手(47)が17日(日本時間18日)、サッカー元日本代表の中田英寿氏(37)がプロデュースしサンパウロ市内で26日まで期間限定営業しているレストラン「nakata.net Cafe」を訪問した。2人は2時間以上日本酒を酌み交わし、カズは「いつかヒデとサッカーボール一つで世界を回りたい」と夢を吐露。中田氏はギリシャ戦のキーマンにザッケローニ監督を挙げた。
日本サッカー界のレジェンド2人が、サッカーの王国でツーショットを披露した。
中田氏はこの日、同店で日本酒をPRするイベントを開催。そこにサプライズゲストとして姿を見せたのがカズだった。
カズは中田氏と並んで座ると、中田氏が日本中の酒蔵をめぐって選んだ日本酒に舌鼓。「普段はテキーラしか飲まないけど、日本酒もおいしいね」というカズは赤ら顔で、閉店の午後10時を過ぎても、ゴキゲンに話に花を咲かせた。
サントスFCやパルメイラスに所属したカズにとってサンパウロは第2の故郷。「ヒデから『サンパウロで会いましょう』と言われてて、念願がかなった」と喜び、「日本の本物を伝えたいというのはヒデしかできない活動。いつかヒデと試合とかで回りたい。ヒデもサッカー少年だからね。2人でサッカーボール一つで世界をめぐりたい」と夢を描いた。
カズを「うちの師匠」と周囲に紹介した中田氏は「カズさんは現役だから忙しいけど、日本では時々“カズ集合”がかかるから、会っているよ」と告白。実は、カズがブラジルに滞在した4日間で3度も会うほどの仲良しで、この日も、カズが服につけた食べこぼしを中田氏が拭くなど、男の絆を見せつけた。