氣志團&ふなっしー地元愛・千葉コラボ
ロックバンドの氣志團が、人気キャラクター・ふなっしーの2枚目シングルとなる新曲「ぶぎ ぶぎ ふなっしー♪~ふなっしー公式テーマソング第二弾~」(8月20日発売)をプロデュースすることが25日、分かった。千葉県木更津市を結成の地とするヤンキー系バンドと、同県船橋市の非公認キャラクターによる“千葉コラボ”。氣志團のボーカル・綾小路翔(年齢非公開)は、「千葉が誇る最強タッグが誕生しました」と胸を張っている。
郷土愛にあふれる2組が手を取り合った。異色タッグは、ふなっしーの申し出により実現。氣志團がグループとして、他アーティストのプロデュースを手掛けるのは初めてで、綾小路は「同じ千葉県民としての血が騒ぎました。地域活性化のために誰よりも熱く奔走するも、共に地元からは非公認のままの立場に、ずっとシンパシーを抱いていたから」とオファーを快諾した。
新曲の作詞はふなっしー、作曲・編曲・演奏は氣志團が担当し、ロック調に仕上げた。特有のファルセット(裏声)も盛り込んだボーカル・ふなっしーは、「本当にキャッチーでジューシーな1曲に仕上がったなっしー!みんなもCDプレーヤーやイヤホンを、梨汁にヒタヒタにして聴いてなっしー。梨汁ブシャー!!」とハイテンション。
綾小路も「かのON砲、BI砲をもはるかにしのぐ、『FK砲』が2014年・夏、華々しくぶっ放します!いや、ぶっぱナッシーます!」と、スポーツ界のレジェンドを引き合いに興奮気味だが、胸中にはある野望を抱く。関係者に「ふなっしーにぜひこの曲で紅白を狙ってもらい、氣志團はバックバンドとして参加したい」ともらし、NHK紅白歌合戦の“便乗出演”を画策しているという。
04年、05年と紅白出場を果たした氣志團だが、その後は暮れの大舞台から遠ざかっている。ふなっしーは昨年の紅白に盛り上げ役で登場したとあって、氣志團の9年ぶりとなる紅白カムバックも夢ではなさそうだ。