猪木氏 春一番さんに別れの言葉
アントニオ猪木のものまねで知られるタレントの春一番(本名・春花直樹)さんが3日、都内の病院で、アルコール性肝硬変のため死去していたことが分かった。47歳だった。3日朝に自宅で容体が急変し、帰らぬ人となった。
猪木氏は会長を務めるIGFを通じて、「送る言葉に相応しくないかもしれませんが、あえて、元気ですかー!!を送ります。謹んでご冥福をお祈りいたします」と別れの言葉を寄せた。
春さんは05年に腎臓病を患い、肺のうようを併発するなどし、生死をさまよった。集中治療室(ICU)の春さんを見舞い、激励したのが猪木氏だった。猪木氏は当時、本紙の取材に「絶望だと言われてたんだけど、見舞ったら奇跡的に、ね…」と奇跡の生還を喜び、秘話を明かした。