春一番さんアルコール性肝硬変で急死

 アントニオ猪木参院議員(71)のものまねで知られるタレントの春一番(本名・春花直樹)さんが3日午前、都内の病院で、アルコール性肝硬変のため死去していたことが分かった。47歳だった。

 所属事務所によると、春さんの異変が分かったのは3日の朝。夫人が午前4時ごろに目を覚ましたときには異常がなかったが、6時ごろに起こそうとしたときには体が冷たくなり、呼吸もしていなかったという。すぐに救急車を呼んで、病院に搬送したが、目を覚ますことはなく、死亡が確認された。

 大の酒好きで知られる春さんは、2005年に腎不全で入院。その後も肝臓、すい臓などを悪くして、長期入院するなどしていた。最近でも3カ月に1回の検査は欠かしておらず、体調には気をつけていた。一方で、1日おきのペースで酒を飲んでおり、亡くなる前日夜も飲んでいたという。

 ただ、体調に大きな異変はなく、仕事も順調。6月28日には名古屋でのステージもこなしたほか、7月1日には自身のブログを更新し、「元気ですかァーーッ!!」「2020東京オリンピックまで生きてる予感ですな」などとつづっていた。

 通夜、葬儀などの日程は未定。

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