高畑充希が新たな一面「ソフトSです」

 NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で、ヒロイン・め以子(杏)の義妹・希子役でブレークした女優・高畑充希(22)がこのほどデイリースポーツの単独インタビューに応じた。舞台が主戦場だったが、最近は映画「女子ーズ」、フジテレビ系ドラマ「あすなろ三三七拍子」、同局のバラエティー「未来ロケット」に出演するなど幅を広げている。旬な女優の意外な一面に迫った。

 高畑は今年、映画3本、ドラマ3本のほか舞台、バラエティーにも出演するなど多ジャンルで活躍、「いろんなキャラクターを楽しんでいただけたらいいな」と燃えている。

 撮影が重なって苦労した時期もあったが、最近は頭の整理ができてきた。「舞台中心だと、目の前に集中してると1年が終わる、みたいな感じだったんです。並行してやるのは向いてないと思うけど、今はいろんなことをどん欲にやりたい」と前向きだ。

 4月からはバラエティーに初挑戦。「未来ロケット」では当初、進行役を期待されていたというが、オードリー・若林正恭(35)をチクチクといじめ、いつの間にか笑いを誘うポジションに。「私をよく知ってる人たちには『いつも通りだね』って言われます」と苦笑いする。

 「Sですよね」と聞くと「そうです。でもソフトSですよ。若林さんの困ってる顔とか見るの好きです」と笑顔で認めた。真面目なイメージとは裏腹に「女優としては修羅場とか1回経験しといた方がいいかなって。彼の家に行ったら違う女がいて『この泥棒猫!』みたいな」と大胆な願望も告白した。

 ただ、活動の幅が広がっても、演技と歌というベースは変わらない。「ごちそうさん」では「焼氷有りますの唄」が話題に。映画「バンクーバーの朝日」では英語で「私を野球に連れてって」を歌う場面があるが「歌はめちゃくちゃ“武器”になってると思います。歌えることで広がってる部分はすごくあるし、一番やりたい音楽劇、ミュージカルにはまりやすいですから」と、ブレはなかった。

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