野々村氏“切手代”名目別商品購入か
政務活動費疑惑の責任をとり、兵庫県議を辞職した野々村竜太郎氏(47)が、過去3年間に政務活動費から「切手代」名目で計250万円を支出した件で15日、実際には切手以外の商品を購入していた疑惑が浮上した。
野々村氏は収支報告書に約200枚の、購入品不明の金券ショップのレシートなどを添付。しかし購入先の一部店舗で、切手購入の際にレシートに印字する割引率の記載が、野々村氏の添付レシートにはなかった。
国税庁によると、金券ショップで切手を購入した場合、課税扱いになるというが、添付レシートの中には非課税を意味するとみられる「非」の記載もあった。県議会事務局は商品券などを購入した疑いを持ち、疑惑調査時に野々村氏を追及したが否定したという。