ユーミン 会見中に“夫婦げんか”

 シンガー・ソングライターの松任谷由実(60)が23日、東京・霊南坂教会で行われた、音楽劇第2弾「yuming sings… あなたがいたから私がいた」(10月8~31日、帝国劇場)の製作発表会見に主演の比嘉愛未(28)らと出席した。ユーミンは、脚本・演出担当を務める音楽プロデューサーの夫、正隆氏(62)と劇中歌唱曲をめぐり、壇上で“夫婦げんか”。ビックリ顔の比嘉は深い信頼関係で結ばれてこそのバトルに納得していた。

 百恵・友和夫妻も結婚式を行った厳かなチャペルが、大物夫婦の“舌戦”で緊張に包まれた。

 会見に出席したユーミンは、舞台での歌唱曲を問われ、2010年のヒット曲「ダンスのように抱き寄せたい」を挙げ、歌詞を紹介しながら「かなりネックのところで披露することになる」と思い入れたっぷりに説明した。

 しかし、脚本を執筆中の正隆氏は「『ダンスの‐』は第2稿で削っておいた。確かに最初は入れていたけど、気が変わった」とバッサリ。今月18日に66公演の全国ツアーを終えたばかりのユーミンは「ツアーに出ている間に…」と驚き「でも、チラシに歌詞が出ちゃってるじゃない?」と反撃した。

 関係者も思わず顔を引きつらせたが、そこは1976年の結婚から、38年にわたって公私のパートナーである2人。ユーミンも最後は「連絡を取り合わないのが仲良しの秘けつ。彼の思う通りにしたら、私の意志も反映される」と正隆氏への全幅の信頼を語った。

 比嘉は、自身を間に挟んで繰り広げられた2人の“公開バトル”に「夫婦円満の秘けつが分かりました。今後の参考にします」と感心した様子。正隆氏から「これから全貌を見ることになります」と稽古中のさらなるバトルを予告されると苦笑した。

 同作は、12年に続くユーミンと帝劇コラボの第2弾。戦争中と現代を行き来しながら男女3人の友情を描く。ユーミンは十数曲のパフォーマンスとストーリーテラーを務める。

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