ももクロ“5億円夏祭り”スタート!
5人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が26日、神奈川県・日産スタジアムで、2日間で自己最多となる約13万人を動員する公演「ももクロ夏のバカ騒ぎ2014 ~桃神祭(とうじんさい)~」をスタートした。中央に4階建ての“ももクロ神社”を設置するなど、ライブの総製作費は5億円。ど派手で、おバカな3時間半の、ももクロ流夏祭りで暑気払いした。
“桃神様”も、ニヤニヤだったに違いない。ももクロの5人が、6万1989人のモノノフ(ももクロファンの愛称)とともに、日本一のお祭りをライブの神様にささげた。
中央に“桃神”を設置、高さ20メートル、横35メートルの巨大神社が建ち、花道には紅白の垂れ幕。総製作費5億円のももクロ流夏祭りは、冒頭から高知・よさこい、岩手・虎舞い、岡山・傘踊りなど全国6カ所のお祭り集団が現れ、圧巻のパフォーマンスで幕開けした。
中盤には、メンバーのイラストが描かれた青森・ねぶたの山車まで登場。踊り手、担ぎ手など総勢600人のお祭りプロが花道をにぎわせ、日本中のお祭りパワーを会場に結集させた。
ステージ上にある屋台では実際に焼きそばなどが作られ、メンバーはMCの度に、りんごアメやかき氷をほおばった。佐々木彩夏(18)は自己紹介前にたこ焼きをほおばり、あいさつが遅れたほど。リーダーの百田夏菜子(20)は「お祭り倒してますか~!」と、モノノフたちをあおりにあおった。
ライブの模様は、北海道から沖縄まで全国65カ所、136スクリーンでライブビューイングされ、劇場にもこの日を含めた2日間で計2万6985人を動員。初披露となる新曲「MOON PRIDE」や代表曲「走れ!」など25曲をドドンガドンと歌い上げ、日本中をお祭り騒ぎにいざなった。