「国民的美少女」に滋賀の中学1年生
女優・米倉涼子(39)、上戸彩(28)らを輩出した芸能事務所・オスカープロモーション主催「全日本国民的美少女コンテスト」が5日、都内で2年ぶりに開催され、8万1031通の応募から、滋賀県の中学1年生・高橋ひかるさん(12)がグランプリに輝いた。ダンスを得意とする高橋さんは、女優・剛力彩芽(21)のように芝居や踊りもできる女優になりたいといい、先輩との“ダンス競演”も熱望した。
あこがれの女優・剛力も見守る前で、ニューヒロインが喜びに打ち震えた。
事務所の先輩である女優・前田美波里(65)から自身の名前を告げられたものの、高橋さんは信じられないといった様子であたりを見渡し、真っ赤になった目からは一粒の涙がほおを伝った。「グランプリを取れると思っていなかったので、とてもうれしいです」と応援に駆けつけた家族の前で幸せいっぱいに報告した。
審査は「総合力で群を抜いていた」と満場一致で決定。最終審査では女優・沢尻エリカ(28)がKaoru Amane名義で06年にリリースした「タイヨウのうた」を歌い、芝居も披露。質疑応答では趣味の食べ歩きについて緊張で答えられず、「ふな寿司とサラダパン。食べ歩きは…しません」と地元の名物を答え、笑わせた。
小学校5年生から始めたダンスが、あこがれの芸能界の扉を開いた。地元で開催されるダンスレッスンの先生に勧められて応募した結果がグランプリ。「食べ歩きロケでお肉を食べたい」と語る美少女は今後、「プロペラダンス」などでおなじみの剛力と「一緒に踊りたい」と共演を熱望した。
賞金200万円の使い道については「家族に恩返しと親孝行をしたい」と言い、恋愛禁止も守ることを宣言。滋賀県出身者で初めてグランプリを獲得した新たなスターが、あこがれの舞台へと躍り出す。